内山壮選手が起死回生の1号3ラン。5時間を超える熱闘は3対3の引き分け

23日（日）、神宮球場でのオリックス・バファローズとのSMBC日本シリーズ2022第2戦。初回、先発・サイスニード投手は三者凡退に仕留めると、2回は一死から杉本選手に安打を打たれるも、T-岡田選手を併殺打に打ち取り、無失点に封じる立ち上がりを見せます。

しかし3回、サイスニード投手は先頭・紅林選手に二塁打を打たれるなど、一死三塁とされると、山崎福投手にライトへタイムリーを浴び、先制点を許します。なおも一死一、二塁から宗選手にライトへ安打を打たれると、味方のファンブルも重なり、2点目を失います。

打線はその裏、先頭・塩見選手、村上選手の安打などで、二死一、三塁のチャンスを作るも、後続が倒れ、得点を挙げられません。

5回、2番手・大西投手がマウンドへ。二死一、三塁のピンチを招くと、杉本選手にタイムリー内野安打を浴び、0対3となります。

7回、3番手・石山投手が無失点に封じると、8回は4番手・今野投手が三者凡退に仕留める好リリーフを見せます。

打線はその裏、二死からオスナ選手、中村選手の連打などで、満塁のチャンスを作りますが、後続が倒れ、チャンスを逃します。

9回、今野投手は2イニング連続で三者凡退に仕留める投球を見せ、打線に望みを託します。

3点を追う打線はその裏、先頭・宮本選手の二塁打、塩見選手の四球で無死一、二塁とすると、代打・内山壮選手がレフトスタンドへ同点となる起死回生の1号3ランを運び、試合を一気に振り出しに戻します。後続は打ち取られ、試合は延長戦に突入します。

3対3の延長10回、5番手・マクガフ投手は一死から小田選手、代打・西野選手に連打を浴び、一、二塁とされますが、後続を打ち取り、無失点で切り抜けます。

打線はその裏、丸山選手の四球、宮本選手の安打などで、二死一、三塁としますが、後続が倒れ、サヨナラとはなりません。

11回、6番手・清水投手は一死二塁とされますが、無失点に封じます。

12回、7番手・田口投手は二死を奪ったところで、8番手・木澤投手にスイッチ。木澤投手は一、三塁のピンチを招きますが、後続を打ち取り、無失点で抑えます。

打線はその裏、三者凡退に倒れ、試合終了。0対3の9回、内山壮選手が起死回生の1号3ランを放ち、試合を振り出しに戻します。8投手による継投で3失点に封じ、3対3の引き分けで試合を終えました。