初回に村上選手が14号3ランを放つも、5回に逆転許し敗戦…

29日（水）、神宮球場での広島東洋カープ戦。先発の高橋投手は初回、二死からバティスタ選手に四球を与えると、鈴木選手にセンターへ15号2ランを浴び、2点を失います。

打線はその裏、宮本選手がライトへ安打を放ち出塁すると、青木選手が二塁打を放ち、二、三塁に走者を進めます。一死後、村上選手がライトスタンドへ14号3ランを放ち、3対2と逆転に成功します。

初回に2点を失った高橋投手ですが、2回、3回は走者を出しながらも気迫のピッチングで無失点に抑えます。続く4回はこの試合初の三者凡退に抑えるなど、力投を見せます。

しかし5回、大瀬良投手の安打と野間選手の四球などで二死一、三塁のピンチを招くと、鈴木選手にタイムリー二塁打を浴び、3対3の同点に追いつかれてしまいます。なおも二死二、三塁の場面で西川選手に2点タイムリー内野安打を浴び、3対5と勝ち越しを許してしまいます。高橋投手は會澤選手、田中広選手に連続で四球を与え、満塁のピンチを招いたところで、2番手・五十嵐投手へスイッチ。五十嵐投手は小窪選手をショートゴロに打ち取り、ピンチを脱出します。

6回は3番手・近藤投手が登板。大瀬良投手、野間選手を連続で三振に仕留めると、続く菊池涼選手の安打と盗塁で得点圏に走者を背負いますが、後続のバティスタ選手を空振りの三振に切って取りピンチを切り抜けます。近藤投手は7回も続投すると、鈴木選手をショートゴロ、西川選手をセカンドゴロ、會澤選手を見逃し三振に仕留める好投を見せ、2イニングを無失点に抑えます。

8回は4番手・久保投手、9回は5番手・風張投手がそれぞれ三者凡退に抑える好投を見せ、味方の反撃を待ちます。その裏、2点を追いかける打線は坂口選手、代打・バレンティン選手が四球を選び出塁しますが、後続が倒れて試合終了。3対5で敗れました。