石川投手が痛恨の被弾、打線も沈黙…神宮でホークスに胴上げ許す

29日、神宮球場でのSMBC日本シリーズ2015第5戦。先発・石川投手は初回、先頭の川島選手にセンターへの二塁打を許しますが、後続を打ち取り無失点で切り抜けます。

打線は2回、ホークス先発・スタンリッジ投手に対し、バレンティン選手、雄平選手の安打などで二死一、三塁のチャンスをつかみますが、後続が打ち取られ先制する事ができません。

0-0で迎えた4回、明石選手の二塁打と内野ゴロの間の進塁で一死三塁のピンチを招くと、李大浩選手にレフトポールの上を行く大飛球を放たれます。レフト線審の判定は本塁打、その後ビデオ判定となりますが判定は覆らず2号2ランが確定し先制点を奪われます。

さらに5回、今宮選手の二塁打とスタンリッジ投手への四球などで一死一、二塁と再びピンチを招いたところで2番手・石山投手が登板しますが、味方エラーで川島選手の出塁を許し満塁に。踏ん張りどころでしたが、明石選手のレフトへのタイムリーと柳田選手の内野ゴロの間の失点で2点を追加されてしまいます。

このままでは終われない打線ですが、ホークス投手陣の前に8回までの3イニングを雄平選手の内野安打1本に抑え込まれます。

4点ビハインドのまま迎えた9回、5番手・バーネット投手が登板しますが、先頭の代打・本多選手に安打を許すと、代打・福田選手の犠打と内野ゴロの間の進塁で二死三塁のピンチ。ここで柳田選手にセンターへのタイムリーを許し1点を追加されます。

その裏、ホークス4番手・サファテ投手の前に三者凡退に打ち取られ0-5で試合終了。対戦成績1勝4敗でホークスに胴上げを許し、シリーズの幕を閉じました。

試合終了後のシリーズ表彰では、第3戦で史上初の1試合3本塁打＆1試合での3連発を記録した山田選手が敢闘賞に選出されました。