ホークアイの分析サービスとは?

球場に設置した8台の専用カメラでボールなどの動きをミリ単位の正確さで捉えてリアルタイムに解析し、投球の速度・回転数・回転の方向・軌跡など、さまざまな種類のデータを取得するサービス。ソニー株式会社のグループ会社であるHawk-Eye Innovationsが提供している。

※プレーデータは神宮球場での試合が対象となります

ホークアイ
投手項目

初速(km/h)

ボールが投手の手からリリースされた時の速度を表す。その平均値。

終速(km/h)

ボールがホームプレートを通過した時の速度を表す。その平均値。

回転数(毎分)

ボールの回転の速さを、1分間あたりの回転数で表す。その平均値。一般的に、回転数が多いほど、ボールを変化させる力や重力に逆らう力が強く働く。

回転軸の傾き(度)

ボールの回転方向を表す。水平を基準とした上下方向の回転軸の角度。その平均値。ボールをどの方向に変化させるか(力を働かせるか)に影響する。

縦変化(cm)

ボールが上下方向にどのくらい変化したかを表す。その平均値。同じリリースポイント・同じ速度で、同じ方向に放たれた無回転のボールが、重力の影響のみを受けてホームプレートまで到達した場合と比べて、上に到達すれば正の値、下に到達すれば負の値となる。ストレートのようにバックスピンがかかっていれば、重力に逆らう力が働くため、無回転のボールよりも上に到達する。逆に、カーブのようにトップスピンがかかっていれば、重力以上に落下する力が働くため、無回転のボールよりも下に到達する。

横変化(cm)

ボールが左右方向にどのくらい変化したかを表す。その平均値。同じリリースポイント・同じ速度で、同じ方向に放たれた無回転のボールが、重力の影響のみを受けてホームプレートまで到達した場合と比べて、三塁側に到達すれば正の値、一塁側に到達すれば負の値となる。上から見て反時計回り(左回り)のサイドスピンがかかっていれば、無回転のボールよりも一塁側に到達する。逆に、上から見て時計回り(右回り)のサイドスピンがかかっていれば、無回転のボールよりも三塁側に到達する。

リリースポイント高さ(m)

ボールが投手の手からリリースされた位置の高さを表す。その平均値。ホームプレートの高さを基準とするため、リリースポイントの高さにはマウンドの高さが含まれる。

リリースポイント横(m)

ボールが投手の手からリリースされた位置の横方向の長さを表す。その平均値。ピッチャープレートの真ん中を基準とし、三塁側でリリースした場合は正の値、一塁側でリリースした場合は負の値となる。

リリースポイント前後(m)

ボールが投手の手からリリースされた位置の前方向の長さを表す。その平均値。「エクステンション」とも呼ばれる。ピッチャープレートを基準とし、ホームプレートに近い位置でリリースするほど大きな値となる。一般的に、リリースポイントがホームプレートに近づくほど打者との距離が短くなるため、投手にとって有利に働く。

野手項目

打球速度(km/h)

打球がバットから打ち出された時の速度を表す。その平均値。バントは除く。

打球角度(度)

打球がバットから打ち出された時の上下方向の角度を表す。その平均値。バントは除く。水平を基準とし、上方向に打ち出された場合は正の値、下方向に打ち出された場合は負の値となる。

ハードヒット

バントとファウルを除く全打球のうち、打球速度が95 マイル毎時(約 153km/h )以上となった割合。2020年の統計では、ハードヒットの打球は打率 .614 、非ハードヒットの打球は打率 .264 だった。

スウィートスポット

バントとファウルを除く全打球のうち、打球角度が8 度以上、かつ 32 度以下となった割合。2020年の統計では、スウィートスポットの打球は打率 .618 、非スウィートスポットの打球は打率 .220 だった。

ゴロ・フライ・ライナー・ポップアップ

バントとファウルを除く全打球に占める、ゴロの打球・フライの打球・ライナーの打球・ポップアップの打球の割合。打球角度7 度未満をゴロ、 7 度以上 21 度未満をライナー、 21 度以上 55 度未満をフライ、 55 度以上をポップアップとする。

引っ張り・センター・逆方向

バントとファウルを除く全打球に占める、引っ張り方向への打球・センター方向への打球・逆方向への打球の割合。打球がバットから打ち出された時の左右方向の角度をもとに、フィールドを扇形に3 等分した方向のいずれかに振り分ける。