ニュース

神宮球場最終戦、髙津監督がファンのみなさまへ挨拶

チーム

NEW

高津臣吾監督28日(日)、神宮球場での今季最終戦セレモニーで、髙津臣吾監督がファンのみなさまへ挨拶を行いました。

「神宮球場にお集まりのファンの皆さん、そして全国からあたたかいご声援を送っていただきました全国のスワローズファンの皆さん、今年1年本当にありがとうございました。まだビジターで5試合が残っていますが、今日神宮球場が最後ということでご挨拶申し上げます。2月のキャンプから『捲土重来2025』をチームスローガンに戦ってまいりましたが、非常に厳しいシーズンになり、ファンの皆さんには本当に苦しい思いをさせ、悲しい思いをさせ、本当に責任を感じております。ただ、ここにいる選手・コーチ、そして現場でずっと一緒に戦ってくれた裏方さん、スタッフさん、みんな辛い日々がたくさんありましたけど、歯を食いしばり、チームのために全力を尽くしてくれました。
今、ここで今年1年を振り返るのは簡単ではないですが、本当に皆さんと一緒に戦ってきた今シーズン、成績は良くなかったですけども、必ず来年以降のステップへの1年としてくれることを信じています。

そして今日、昨日もそうですけど、川端慎吾、引退の2打席立ちました。彼の放った1,100本のヒットはどれも美しく彼らしく、ここにカウントされていませんけども、2021年10月27日、延長12回、あそこで打ったレフト前は最高の当たりの1本でした。
また今後、来年お別れのセレモニーがあるそうなので、今日は挨拶は無しでぜひ皆さんで温かい拍手で送りだしてあげてください。

そして塩見君、お久しぶりです。もう本当に半年に1回しか会わなくなって少し寂しかったんですけども、今日のやはり君の出るこの球場の雰囲気であったり、しっかりリハビリをして、また2026年は素晴らしいシーズンになるよう頑張ってください。

ムネ、お前アメリカ行くのか?まあどうなるかわからないですけども、あなたは常にスワローズの代表です。来年どこでどんなプレーをしても、スワローズのファンがみんな温かく応援してくれる1年にしてください。頑張ってください。

ジャイアンツファンの皆さん、今年も1年ありがとうございました。昨年のチャンピオンチームに16.5ゲーム差開かれて、何とか今年、その差を埋めるべく頑張ってきたのですけども、歯が立ちませんでした。昨年の悔しさをぜひ今年のCS・日本シリーズで晴らし、来年東京ドームのセンターに大きなチャンピオンフラッグ、日本一のチャンピオンフラッグを掲げてください。応援しています。

ここで過ごした大切な時間は大好きなチームメイトと一緒にユニフォームを着て、このグラウンドに立ち、本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました。何度も挫けそうなときがありました。ただスワローズのファンの皆さんが優しく温かく僕を応援してくれたおかげでなんとか今日まで監督業をやることができました。本当にありがとうございました。
これからは少し皆さんと同じ目線になって、強い強いスワローズを僕も一緒に全力で応援していきたいと思います。皆さんも来年また強いスワローズが帰ってくると信じて温かい声援を送ってあげてください。

あまり喋ると僕も川端じゃないですけど涙もろくなって、年取るとちょっと涙腺弱くなってくるので、ちょっとこの辺にしたいと思います。本当に感謝しかありません。良い思いも辛い思いもたくさん詰まったこの神宮球場、本当にありがとうございました。そして全国の、今日お集まりのスワローズファンの皆さん、全国のスワローズファンの皆さん、本当にありがとうございました。12年間、本当に良い思いをさせていただきました。また、皆さんの前でお会いできることを楽しみにしております。本当にありがとうございました」