川端慎吾選手が引退会見


27日(土)、今シーズンをもって現役を引退することとなりました、川端慎吾選手の引退会見を行いました。会見終了後、サプライズで中村悠平選手、山田哲人選手、古賀優大選手、内山壮真選手が登場し、川端選手に花束を贈呈しました。
川端慎吾選手は引退について、次のようにコメントをしました。
川端慎吾選手 引退会見コメント
ーーー引退を誰に最初に伝えたか
家族にすぐに電話で伝えました。
ーーー引退を決意した経緯
9月10日頃に球団から話があって、なかなか決断することができなかったのですけれど、時間が過ぎて少しずつ落ち着いて冷静に考えられるようになり、この辺で身を引くことがベストではないのかと思えてきたので、つい最近になって決断しました。
ーーー引退を迷った理由
身体がどこも痛くなかったですし、ファームでも一年間怪我をせずにしっかり野球ができたので、その部分が大きかったと思います。
ーーープロ野球人生を振り返って
ヤクルトで20年間野球をやらせていただいて感謝していますし、いろいろあったなという感じです。山あり谷ありというか、良いことも悪いこともたくさんありましたし、優勝もさせてもらいましたし、タイトルを獲ることもできましたし、日本一を決めるヒットも打たせてもらいました。腰の手術も2度していろいろなことがありましたけれども、すべて自分の経験・財産になっていると思います。
ーーー野球人生で一番嬉しかったこと
2020年に2度目の腰の大きな手術をしましたが、その時は普通に守ることもできないくらいの痛みだったので、復活するのは難しいのかなと思っていたところ、2021年のシーズンに髙津監督に開幕から使ってもらって、びっくりするような活躍をすることができて、一年間チームの戦力になれたことが嬉しかったです。
ーーー一番苦しかったことは
やっぱり大きな怪我をして、手術をしてリハビリというのが苦しかったです。何もできないというのは本当に苦しくて、打てないとか成績が落ちたとか、そういうことの方がよっぽどましだなと思いました。
ーーー苦しみをどう乗り越えたか
家族の支えが一番大きな原動力になったと思います。
ーーー現役生活で誰よりも続けてきたことや強み
高校の監督から、「常に謙虚に野球をやりなさい」とずっと言われてきたので、それはしっかり20年間続けられたかなと思います。悔しい気持ちはたくさんありましたが、その悔しい気持ちが自分自身を強くしてくれると思いましたので、その気持ちを絶対に忘れないようにして練習を頑張ってきました。
ーーー誰に感謝を伝えたいか
家族、両親はもちろんですが、この20年間たくさんの方にお世話になり支えてもらいました。松山の自主トレの方たちにも復帰するまで手伝ってもらい、たくさんの方に感謝を伝えたいです。
ーーー後輩たちに伝えたいこと
これからは一緒に野球をすることはできませんが、みんな一生懸命頑張っていますし、未来のある子たちばかりなので、成長を陰ながら応援したいと思います。
川端慎吾選手 ファンの皆様へメッセージ
ファンの皆さん、20年間本当にたくさんの応援ありがとうございました。
今日、明日と、2試合(打席に)立たせてもらえる予定ですので、最後は大歓声で迎えてもらえたら嬉しいです。多分、それだけで泣きます。
ありがとうございました。
YouTubeにて会見の模様を公開!