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チケット転売サイトに対する申入式の実施について

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ヤクルト球団、読売巨人軍、一般社団法人日本野球機構は3月14日、警視庁生活安全部、音楽・エンターテインメント業界団体と連名で、インターネットサイトを運営する株式会社「チケジャム」(東京都)に対し、観戦チケットの不正転売防止に向けたサイト運営に努めてもらうよう協力を依頼しました。

ヤクルト球団、読売巨人軍、日本野球機構、警視庁、一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会は2021年9月、不正転売に対する連携強化などのため、「チケットの適正な流通に関する協定」を締結しています。今回の協力依頼は、昨年、警視庁がプロ野球観戦チケットの不正転売事件を摘発した際、チケットがチケジャムの運営サイトなどを通じて転売されていたことから行われました。協力依頼は、「チケット流通センター」を運営する株式会社ウェイブダッシュにも行われています。

協力依頼書では
(1)アカウント作成時の本人確認の更なる強化
(2)不正転売情報や出品停止措置をした出品者情報などの共有
(3)興行主からの出品取り下げ要望があった場合の即応体制や、高額転売の出品に対する監視体制の強化
(4)サイト内での「不正転売」に関する警告表示
の更なる促進を求めています。

 チケットの不正転売や、不正転売を目的としてチケットを譲り受ける行為は、チケット不正転売禁止法により、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科せられる罰則が適用されます。

ヤクルト球団は、多くのファンの皆さまが適正な価格で試合観戦をお楽しみいただけるよう、今後もチケットの不正転売に対し、厳正な対応をしてまいります。ファンの皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律