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新人合同自主トレがスタート! 「一年間野球をやり抜くために頑張って欲しい」(高津監督)

チーム

9日(土)、戸田球場で新人合同自主トレーニングが始まり、昨年のドラフト会議で入団した木澤投手ら新人選手が参加しました。

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、ファンの皆様への練習公開は中止となり、報道陣の入場も制限される中でトレーニングは実施されました。

グラウンドには一・二軍首脳陣も勢揃い。代表して高津監督が「この3週間、2月のキャンプに向けて、そして一年間野球をやり抜くために頑張って欲しい。新しく入った10人の新人選手がしっかりと戦力になって、一つの大きなピースとして戦ってほしいと思っている。生活や環境の変化に戸惑うこともあるかもしれないが、そこをしっかり対応できるのも、プロ野球選手として大事な部分。心の準備もしっかりするようにしてください」と、新人選手たちに激励の言葉を送りました。

その後、練習がスタートすると、ウォーミングアップ、キャッチボール、ノックなど、軽めの調整を行いました。

木澤投手は今後に向けて「一軍キャンプに行かなければ話にならないと思っているので、まずは怪我をしないことが大前提。行くだけではなくて、ローテーション争いに食い込んでいかなければいけない。期待に応えられるように、3週間、準備したいと思っています」と意気込みを示しました。

その木澤投手について、高津監督は「身体の大きさもしっかりしている。強さというのは感じた。自主トレで大きな問題がなければ一軍キャンプに連れて行くことになると思う。即戦力として期待して獲っているので、開幕から役割を果たしてくれるようなピッチングを期待している。早く、チームやこの世界に慣れて、しっかり自分のパフォーマンスが出せるようになって欲しい」と期待を寄せました。また、チームについても触れ「ここ数年言われているピッチャーの問題は一気に解決できるものではないが、今回の新人選手、外国人選手、他球団から入ってきた選手は、チームを活性化させる大きな役割があると思っている。激しい、レベルの高い競争を期待している。それがないと、個々の力も上がってこないし、チーム力も上がってこない。仲間ではあるが、ライバル意識をしっかり持ってやって欲しい」とチーム内の競争を呼びかけました。

新人合同自主トレは、29日(金)まで戸田球場で行います。休日は12日(火)、16日(土)、20日(水)、25日(月)を予定しています。