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山部氏、河端氏が新宿区親子ぜん息デイキャンプに参加!ぜん息小児を対象に野球教室を実施!

社会貢献活動

1日(土)、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が新宿区親子ぜん息デイキャンプに参加。ぜん息のお子様とその保護者の方を対象に野球教室を開催しました。

新宿区健康部健康政策課公害保健係の方々により開催されている親子ぜん息デイキャンプ。ぜん息治療と向き合う当事者同士の交流と、ぜん息の知識を深めることが目的です。今回のデイキャンプでは、レクリエーションやぜん息に関するミニ講座、そして小児科の先生方に見守っていただく中での山部氏と河端氏による野球教室を行いました。

開会式の後、まずはレクリエーションから。続いて保護者の方とお子さんと分かれてぜん息についてのミニ講座を行い、子どもたちはぜん息の時の気管支の状態を発泡スチロールのキットで学びました。

そしていよいよ野球教室に移ります。グラウンドで行う予定でしたが、不安定な天気のため体育館で行われました。その場でボールを持ち替えたり真上に投げてキャッチをしたりとボールに慣れた後、親子2人1組になって最初はゴロ、下投げ、ワンバウンドと徐々に難易度を上げながら投げる・捕る練習を繰り返します。

続いてティーバッティングも行います。「バットは地面と平行に振るように」とバッティングのフォームを指導した後、1人3球ずつのティーバッティングを練習し、最後は実戦形式のゲームを実施。守備と攻撃に分かれ、守る方はボールを捕ったらその場にチーム全員が集まって座り「アウト!」と声をかけ、打つ方はティーからボールを打った後「アウト」と声をかけられるまで次の塁を目指してひたすら走ります。バットを指定の場所にきちんと置いたら1点、次の塁に到達するごとに1点、ホームへ還れば合計5点が入るというゲームでその得点を競いました。子どもたちだけでなく親御さんたちも全力プレーで白熱したゲームに!

授業後、河端氏が「最初に比べて打つ・投げる・捕るということが上手になった。技術も身に付いたし、挑戦する力も付いたと思いますので、これから学校生活とかでも、苦手なことにも逃げずに立ち向かってください」と話し、この日の野球教室を締めました。