27日、先月半ばから人工芝の張り替えが行われていた戸田球場の工事が完了し、竣工式が行われました。

7年ぶりとなる今回の改修。「ベースまわりの劣化が著しいので一部新しくしようかと検討していたところ、神宮球場も張り替えが行われた。このままでは一軍と二軍のグラウンド状況が違いすぎるという事で追い風となり、神宮と同じ仕様に」（衣笠球団社長）と、ファームから上がった選手がスムーズに一軍でプレーできるようにと内野全面の張り替え実施に踏み切りました。

竣工式に出席した伊東二軍監督は新しい芝の感触を確かめ「ふかふかの絨毯の上を歩いているみたい。（張り替えてほしいと）要望は出しました。選手たちのモチベーションも上がるだろうし、はりきってやってくれると思います」と期待を込めました。

その後、報道の方々へ向けて戸田の施設見学会を実施。普段は公開していない室内練習場やトレーニングルーム、昨年末に完成したばかりの「ヤクルト球団戸田クリーニング場」を案内しました。