【契約更改】山田選手が「来年は200本を打ちたい」と宣言! 中澤投手は中継ぎで60試合が目標

納得できる評価に笑顔が弾けた山田選手
10日、山田選手、森岡選手、石山投手、中澤投手、八木投手の契約更改が行われました。
★日本人右打者最多安打記録を更新し、リーグ最多安打&ベストナイン獲得の山田選手
---球団からの評価
「思い通りの納得できる評価をしていただきました。今年自分はバッティングだけだったので、守備と走塁も頑張らないといけないという話もありました。チームを引っ張ってほしいという話もありました。若いけど引っ張っていく存在であるよう期待しているとのことです。僕自身も想像以上の成績で、個人的にはいいシーズンだった」
---飛躍のきっかけ
「気持ちの面ですね。切り替えができることがすごく多かった。ずっと常日頃から言われ続けていて無くそうと思っていたので。印象深い1本は新記録の192本目に放った満塁ホームランが僕の中で一番ですね」
---200安打までもう少し、伸びしろは?
「伸ばせると思うのは右方向への強い打球。感覚があるんですけど、たまに出るだけでつかめていない。何となくなんです。振り込むしかない。今オフも体重を増やしたいが、12月に扁桃腺の手術をするので終わってからですね。(来季の目標)いっぱいあります。200本も打ちたいし、3割・30本・30盗塁、守備では菊池さんがライバルだし。守備範囲が広くてすごいなと。代表で見ていたんですけど、まだ自分と違うなと思いました」
★3年連続100試合出場で打率.276、選手会長2年目を迎える森岡選手
---今季をふり返って
「前半戦のバッティングを評価してもらったが、課題もたくさん残るシーズンでした。守備で足を引っ張り、後半のバッティングも良くなかった。(リーダーシップ面)もっともっと自分が出ていってもいいのかなと思った。鼓舞したりとか周りが見えるようにやっていきたい。でも、試合に出てそういうふうにしたいですね」
---し烈な遊撃手争い
「球団からも大引と争ってくれと言われた。勝負ができるように、勝てるように頑張ります。これまでは2月のキャンプインから逆算して調整してきましたが、今回はそれを度外視して12月もバッティング量を減らさずにやっています。技術の向上に加え、3月から試合に出たらガンガン打たないと。3月に同じ土俵に立たせてもらえるようにと考えています。オープン戦でアピールしたいし、3月が開幕のつもりです」
★救援で21試合、先発で14試合に登板した石山投手
---交渉の席で
「中継ぎを前半戦、先発を後半戦にやって調整の大変さや、先発での内容は良くないけど悪いなりに試合を作ってくれたと評価していただきました。来年も先発でやりたい気持ちがあるので、ゲームへの入りが弱いところと、7、8、9回まで投げられなかったのでスタミナをしっかりつけたいです」
---オフの取り組み
「早めに肩を作ることと走り込み。去年はけがを恐れていたところもあったので、もっと追い込めると思います。先日結婚式を挙げて一人じゃないことを実感したし、しっかり稼いで家族に苦労をかけないようにと思います」
★中継ぎ登板23試合で防御率1.80だった中澤投手
---後半、中継ぎで好投
「8月に入って中継ぎで上げていただき、最初の登板は先発のイメージが残っていたけど、1試合1試合の間隔が短くて少しずつこうすれば抑えられるとか明確にわかった。最後2ヶ月だが、23試合に投げて内容もしっかり投げられたので少し自信になったが、来年につなげないと意味がないです」
---来季への意気込み
「来年も僕のなかでは中継ぎだと思っているし、先発へのこだわりもないです。一軍で投げたい気持ちのほうが強く、与えられた役割を全うしたいです。ブルペン待機も多いので、1年を投げ切る体力が大事。けがをしない土台作りをしたい。今年は開幕でこけてしまったので、来年は1試合目でいいスタートを切れるように。みんなの信頼を得られるようにしたいし、背番号、いや、60試合以上投げたい気持ちです」
★5勝6敗、けがで2ヶ月離脱した八木投手
---今季をふり返って
「先発としての働きは評価していただいたが、けがによる2ヶ月の離脱は残念だったという話でした。一軍でしっかり投げないとチームの戦力にもなれないので、もっと自覚を持ってやりたい。5勝も野手に勝たせてもらったものばかり、自分が勝ちに結び付けられる試合を増やさないといけない」
---来季は先発一本?
「来年もそのつもりです。一つひとつの球種の精度を上げたい。ストレートありきの変化球だけど、変化球を磨きたいです。あとはしっかり走り込むことですね。成瀬さんは僕のライバルとは言えない偉大な選手。少しでも見て感じて勉強したいです」

森岡選手は大引選手と同い年。「勝負ができるように、勝てるように頑張ります」と練習内容を前倒ししています

石山投手は先日挙式したばかりで、来年4月にはパパになる予定。「しっかり稼いで家族に苦労をかけないように」

中継ぎ登板23試合は防御率1.80と安定感抜群だった中澤投手。「先発へのこだわりはない。60試合以上投げたい」

八木投手は2年連続5勝止まり。「一軍でしっかり投げないとチームの戦力にもなれない」と離脱に悔しそうでした