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【契約更改】中村選手は「全試合出る!」と先輩の金言に刺激受ける、新垣投手はフォーム改造へ

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勝負の1年へ「143試合全部出るつもり」と中村選手

4日、中村選手、武内選手、三輪選手、新垣投手、田中雅選手の契約更改が行われました。

★キャリアハイの99試合出場、打率.298だった中村選手
---今季をふり返って
「キャッチャーとしてたくさん出て最下位で責任を感じています。自分のリードのせいで1敗が10敗につながったり、とにかくチームが勝たないと面白くない。スコアラーさんにカープ戦のチャートをもらったり、もっと投手とのコミュニケーションを増やしていきたいです。(打つほうでは好成績)規定打席に到達していればすごく満足できるが、まだまだだなと思います」
---相川選手が退団
「選手会旅行のときに部屋に呼ばれて相川さんと話しをしました。来年も80試合、90試合出場では形勢も変わるから全試合出る気持ちを持ちながらやれと言ってもらいました。球団からも、より一層の責任感を持ってもらわないと困ると言われています。僕も使命感を持ってやっていかなければいけないし、143試合全部出るつもりです。スワローズのキャッチャーといえば中村と言われることが第一。去年も言ったんですけど、野球人生をかけるくらいの気持ちで臨みます」
---課題克服など
「盗塁阻止率(.262)が低くて、自分の送球が逸れてセーフになることがたくさんあった。コントロールへの意識をキャッチボールから意識を高めていきたい。数字的には阻止率4割は行きたいです。また、チームを引っ張る意味でも練習姿勢や私生活も一生懸命やって意識力の高さを維持したいです」

★55試合出場、打率.243だった武内選手
---球団から
「数字を上げていかないといけない、チーム内でも年齢が上になってきたので引っ張ってじゃないですけど、目を配ってほしいと言われました。僕自身、やらないといけない思いと、やるのは試合に出ている川端や中村とかのほうが効果があるし、彼らを支えていくような、気付いたことを伝えて良い方向に持っていきたいと思います」
---オフの取り組み
「できるだけボールを打つ、バットを握る回数を増やしたいです。バッティングが課題で、こういう感じというものをつかんで終わったので形を自分のものにしたい。ここ3年くらいはずっとけががからんでいるので、1年しっかり野球をやりたいです。試合数の目標は100試合以上」

★4年ぶりに50試合以下となる32試合出場だった三輪選手
---交渉の席で
「ここ数年は同じことをずっとやっているので、同様に同じ話をしました。キャッチャーとしてブルペンに入ったり色々な準備をしなければいけない。そういったところは評価していただけたと思います。僕としては今のままではだめというか、すべてにおいて質を上げていかないといけない」
---来季の目標
「いつ出るかもわからないので目標を立てにくい。目標というより一つ一つの積み重ねですよね。もちろん理想はあるけど、上(目標)を決めるんじゃなくて目の前のことをやっていく。悔いのないように一生懸命やるしかない。打撃・守備は秋季練習で教えてもらったことを取り組んでいくし、走塁面もスタートを切る構えとか自分なりに考えていかないといけない」

★7月にトレード入団、2試合に先発した新垣投手
---トレードで入団して
「先発したい気持ちもあり、スワローズに取ってもらって結果を残す気持ちで来たが、結果が伴わず悔しい。今年できなかったことを来年見せてやろうという気持ちになりました。やるからには先発で結果を残す努力をしていくし、自分ができることは一軍で投げること。どうなるかわからないけど気持ち的には先発です」
---オフの取り組み
「体力強化と制球力をもっと上げたい。これまでけがなどでできなかった上半身中心のトレーニングだったり、頭を悩ませながら勉強していきたいです。(制球力向上のためには)フォーム改造だと思う。多少ひじを下げるくらいの気持ちで秋季練習から取り組んでいるので続けていきたい。キャッチボールで基礎を高めてブルペンにもちょくちょく入るとは思います」

★けがの影響もあり、一軍未出場となった田中雅選手
---けがが続いている
「(球団からは)来年は一軍でしっかりやってくれという話。当然のことだと思います。けがが多くて、もうちょっと体をしっかりすれば痛みや衰えを感じずにできるので、しっかり走ることや柔軟性などもう一度鍛え直したいと思います。自主トレはサブローさんたちと一緒にやる予定です」
---来季の目標
「来年は笑って契約できるようにしたい。今までで一番良い成績を残したいです。チーム内でも年齢も上だし、後輩たちがついてきてくれるような言動・行動をしたい」

武内選手のオフは例年ウエートやランニング量を増やしていますが、今年は「バットを握る回数も増やしたい」と課題克服に取り組みます

4年ぶりに50試合を下回る32試合出場だった三輪選手。「僕としては今のままではだめというか、質を上げていかないといけない」

7月にトレード入団した新垣投手は、2試合先発に留まり「結果が伴わず悔しい」。現在は制球力アップのためフォーム改造中!

けがのため一軍未出場だった田中雅選手。「来年は笑って契約できるようにしたい。今までで一番良い成績を残したいです」