ニュース

【契約更改】由規投手は「前進した1年。神宮で投げたい」と一軍に目途! 内野手たちはし烈な争いへ

チーム

「神宮で投げるイメージだけはあります」と由規投手

3日、由規投手、荒木選手、谷内選手、今浪選手、比屋根選手の契約更改が行われました。

★6月にファームで実戦復帰、来季は4年ぶりの一軍登板が期待される由規投手
---前進した1年だった
「もう少しで、もう少しでと思いながら試合にたどり着けず、もがき苦しんでいた時期が長かった。6月に復帰し、初心に戻って純粋に野球を楽しめた。野球をやっている実感も久々にありました。約3、4年投げてない中で目途が立ったと思う。球団には長い間待っていただいたので、来年が勝負の年だと思って臨みたい。どんな評価でも僕はやるだけ。とにかく来年が楽しみです。ファームで投げてもチームのためにはならないのはわかっているけど、前進はしたと思っているし、秋キャンプも行ってある意味良いスタートが切れたと思う」
---オフの過ごし方
「投げ込む体力がないので、頻繁に強いボールを投げたいと思っています。キャッチボール一つにしても今まで以上に大事に。せっかく秋キャンプで中1日くらいでブルペンに入っていたし、継続してやるのが大事だと思います。(秋季キャンプについては)無事終えてホっとしている。1球1球見直す必要もあるが、強く腕を振って強く投げるとか思うように投げられた。忘れかけていた一軍の雰囲気もわかったし、僕はここから上がるだけ。2月のキャンプも沖縄に行きたいです」
---一軍で投げたい
「一軍のマウンドにいるイメージだけは、ずっと描いているんです。まだギャップはあるけど、神宮で投げるイメージだけはあります。完投して投げ終わっていたり、お立ち台だったり…できるだけ早く、そうですね、4月とかには。実績はゼロ。ローテを奪いにいく立場だが若い選手にも負けたくないし、年間を通してチームの役に立ちたい。(最下位で)上に上がるしかないので、チームに恩返しがしたいです」

★キャリアハイとなる55試合出場、打率.275だった荒木選手
---球団から
「バッティングを評価していただいたと思います。今年は数字が出たので、守備を良くしていけたらもっと試合に出られて定着できると思うから守備を頑張ってほしいという話でした。僕自身、打席数は少ないが、その中である程度やっていけるのは感じたので、そういうのが増えれば数字も上がってくると思う」
---定着へのカギ
「野球をやっている以上、レギュラーを目指しているけど、今の自分を考えるとどこでもできるのも強みに生かしていければと思う。まずはそこからアピールしていきたい。グラブは内野用、一塁ミット、外野と全部で4つあります。捕手もという話もあるようなのでやってみたい」

★43試合出場、17安打16打点も打率.191だった谷内選手
---自身の課題
「打率をもう少し上げられるようにしっかり振りこんで向上させたいです。2年連続で同じような成績ですから。フォームはいかにシンプルにできるか、自分に合ったフォームを探していきたいです。インパクトの力を逆算して、変な動きがないように。一軍で色々な選手を見ていて、いい選手は無駄な動きが少ないと思ったのがきっかけです。でも、自分の感覚も毎日違うので並大抵の練習量ではできない。毎日満足して次の日につなげられるように惰性で練習しないようにやっています。どうなるかわからないけど、自分で考えながら練習したい」
---レギュラー争い
「(アピールポイントとしては)まずは守備で勝負したい。守備機会に対するエラー数が多いけど、僕のベースは守備なので、そのあたりの打撃と守備の考えのバランスは保ってやらないといけない。打率の目標は最低でも2割8分は打ちたいです」

★開幕直後にトレード入団、13試合出場だった今浪選手
---今季をふり返って
「(球団から)試合出場数などすべてにおいて足りない、来年は内野の競争も激しくなるという話だった。今までファイターズしか知らなくて、野球のやり方、考え方とか色々知ることができた1年だった。自分の成績はしょうもないが、すごく勉強になった年でした」
---来季へむけて
「年内は関東にいて、1月は毎年静岡で糸井さんたちと自主トレをやっているので、そこで体力作りとか。スワローズは走るメニューが多い。ファイターズにいた7年間分をこの1年で走った感じ。だからたくさん走ります」

★56試合出場、打率.232だった比屋根選手
---今季をふり返って
「前半は試合に出させてもらい成績も良かったが、後半は一軍にいられなかったので、来年はずっと一軍にいたい。秋季キャンプで三木さんが走塁練習をいっぱいやってくれてありがたく、ああいう練習もあるんだなと思いました。来年は必要とされる走塁と守備を磨きたいです」
---来年の目標
「個人よりチームが上に行ければいい。そして自分の力で勝利に貢献できるようになりたい。数字としては今年以上の成績を残したいです」

5年目でキャリアハイだった荒木選手。「どこでもできるのも強みに生かしていきたい」と、投手以外すべてのポジションに意欲十分

谷内選手の最重要課題は打撃。「いかにシンプルにできるか。自分に合ったフォームを探していきたい」と目標は打率.280以上!

3月にトレード入団した今浪選手はすっかり溶けこむも、スワローズはランニングメニューが多いそうで「オフにたくさん走る」

比屋根選手は年内に沖縄で結婚式を挙げる予定。新婚旅行先でも「ビーチで走ります!」とトレーニングに余念がありません