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【契約更改】木谷投手ら一軍定着へ来季勝負をかける! 山中投手はサイドスローに挑戦

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収穫も課題もあった木谷投手

2日、木谷投手、古野投手、徳山投手、山中投手、赤川投手の契約更改が行われました。

★前半戦中心に11試合に先発、4勝6敗だった木谷投手
---今季について
「(球団から)後半戦が悪すぎたと指摘され、自分もその通りだと思っています。大きく言えば気持ちが原因。例えば空振りを取れると思ったら取れなかったりあたふたしていて、それを変えようとしたらの悪循環だった。でも修正ポイントはわかっています」
---収穫は
「去年と違って勝ちを意識して投げられたこと。調子が悪いときに、いかに投げられるかが大事だと感じました」
---来季の目標
「僕の置かれている立場は与えられたところで投げて、来年は笑顔で終わりたいですね。毎年のことだが、フォームを変えて形はできたので、あとは精度を高めて力を出せるかだと思います」

★開幕ローテ入りして11試合に先発、3勝4敗の古野投手
---今オフの取り組みなど
「自分の力の無さを感じて、技術力が高くないと勝っていけないと痛感しました。コントロールや球の質、この2つのかけ引きがないと勝負できないと思った。かみ合っていれば抑えられていた。フェニックス、キャンプとすごくいい時間で追い込んでできたので、さらにレベルアップさせたい。練習時間がすごく早く感じたんですよ。野球につながる練習ができている」
---具体的な目標
「今年より多く投げて、多く勝つこと。自分が投げたときに試合に勝ったら、みんなで喜べるのが一番良いなと思ったんです。(結婚もして)家族に申し訳ないし、何がなんでもの気持ちは大きい」

★9月にプロ初勝利、秋季キャンプMVPの一人だった徳山投手
---球団からの評価
「登板数が少ないので、来年はもっと増やして頑張ってほしいということでした。僕もプロ初勝利は大きかったし、それまでなかなか勝てずあせりもありました。これからは試合に対する気持ちも変わると思うし、来年は登板機会を増やして勝利数も増やしたい。先発でも中継ぎでも機会を与えてもらったところでやりたい。信頼してもらうことが大事。シーズン最初から良いところを見せるしかないと思う」
---オフの計画
「今年週1日で初動負荷のトレーニングをしてみて、からだの痛みもなくてやって良かった。(同トレーニングを本格的に行っている)鳥取に行って学べればと思う。1月は木谷とかと沖縄で自主トレをしたい」

★今季は14試合登板にとどまった赤川投手
---自らの課題など
「からだのキレが戻った後半は良かったし、フェニックスやキャンプで取り組んだことを継続すればいいと思っている。変化球、特にチェンジアップとカーブを何とかしたい。緩急をつけられるボール、右バッターの外角に逃げるボールも必要で、そこを克服しないと抑えられない」
---来季にむけて
「活躍することしかない。来年1年が勝負だし、24歳だけど後がないので覚悟を持ってやりたい。オフはストイックに一人で自分で考えながら東京や地元で自主トレします。高いレベルで争えるような選手になりたい。2年前の姿を取り戻せるようにしたいし、投げるからには試合の最初から最後まで投げたい気持ちがある」

★7月にトレードで入団、9試合登板だった山中投手
---来季にむけて
「7月にトレードで取ってもらって感謝しているし、とにかく来年はスワローズの一員としてスワローズの勝利に貢献したい。今年は本当に悔しいシーズンだった。自分の持ち味を出せず、緩急やタイミングを外す間とか極めていって、1試合1試合で力を出し切りたいです」
---サイドスローへモデルチェンジも
「秋からやっていますが、すごい違和感を感じるくらいです。完成度としては30%くらい。この2年、結果も出てなくて何かを変えないといけないと思っていて、高津さんの提案で腕の位置をサイド気味に上げました。それまで下から投げ上げていてボールに力が伝わっていなかったので、スピンをかけられるように叩いて空振りを奪うイメージです。受けたキャッチャーからは力強さがあると言われたが、まだボールにばらつきがあります」

古野投手は秋季キャンプではチーム最多の球数、打ち上げでも手ごたえをつかんでいました。「練習時間がすごく早く感じたんです。野球につながる練習ができている」と、来季が楽しみ

9月に念願のプロ初勝利をあげた徳山投手。秋季キャンプではセットでのピッチングなどに取り組んで148キロもマーク、首脳陣から高評価でした。「来年は登板機会を増やして勝利数も増やしたい」

赤川投手は「来年1年が勝負だし、24歳だけど後がないので覚悟を持ってやりたい」と話しました。これまでオフは渡米するなどしていましたが「今年はストイックに一人でやる」と言い切っています

「何かを変えないといけない」(山中投手)と、高津コーチのアドバイスもあってサイドスローへ。「スピンをかけられるように叩いて空振りを奪うイメージ」と秋季キャンプから挑戦中です