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【秋季キャンプ第4クール2日目】異例のナイター練習で薄暮対策! 投打の最年少コンビも奮闘

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異例のナイター練習で薄暮対策も!

19日、秋季キャンプ第4クール2日目、夕方から照明をつけて薄暮の中で打撃・守備練習を行いました。投手が送りバントやロングティーをこなすなど、全選手がバッティングに時間を割いています。

晴天の坊っちゃんスタジアム。普段より30分遅れでストレッチ・ウォーミングアップがスタートしました。投手陣は室内へ移動して特打ならぬ“特バント”と、マシン相手にひたすらバント練習。池山コーチ、福地コーチ、宮出コーチも直接指導にあたります。宮出コーチは「9番目の野手として失敗がOKとは言えない。打“線”にならないし、自分自身の白星にも関係してくる」とお手本を見せていました。マドンナ球場へ移動してキャッチボールし、ロングティーでレフトスタンドインを目指してフルスイングを続けました。また、石山投手と古野投手がブルペン入りしています。一方の野手は、バッティングと走塁練習へ。三木コーチがバットやボールを使ってスタートのタイミングを図らせたり工夫を凝らします。

ランチ後、野手は2グループに分かれます。バッティングデーということもあり、ゲージバッティング、ティー、ロングティーを50分こなします。50分打ち続けると、今度は室内へ移動してマシン相手に打ち込み。比屋根選手は「去年もこういう日があったのでいいけど、振り続けるのは意外ときついです」と話しています。投手陣はレッグサーキット、50m坂道ダッシュ20本、サッカー場に移って3㎞のランニングをこなし、個別練習や各自ウエートトレーニングに励みました。

ランニングメニューとウエートを終えた野手は、夕方17時前から照明をつけてグラウンドイン。「若い選手が多くてナイター経験が少ない選手もいる。異例だよね」(真中監督)と、薄暮・ナイターを意識して打撃・守備練習を行いました。

★対外試合でも好投、チーム最年少・児山投手
「一軍の雰囲気を体感できて良かったです。実戦もあって抑えられて少しは自信になりました。来シーズンにしっかり経験を生かして、いつでも一軍から呼ばれるようにしたい。全体的にもう少しスピードアップしたいです。ストレートは常時140キロ。スライダーは完成度としては50%くらい。スライダーも常時120キロくらい出さないとカーブみたいになっているので。(1年目をふり返って)けがをしたのがだめだった。先発なら先発で1年間ローテを守ってしっかり投げたい。いっぱい経験を積みたいです。オフは村中さんに弟子入りして一緒に練習して勉強します」

★連日個別メニューが入るなど豊富な練習量をこなした川上選手
「(2日残っているが)すごく充実したキャンプだったと思います。(ほぼ毎日入っている)特守は自分から入れるときは入れるようにお願いしていました。課題はとにかくバッティング。杉村コーチと“内側から内側から”と意識して練習方法を学んでいます。理想は強くて低い打球。理想のバッターは、長打も打てて塁をかきまわすような選手。このオフは勝負だし振り込んでいく。来年1月は松山で一緒にやらせてもらう予定です。来年が最後くらいの気持ちです」

児山投手はシート打撃、対外試合でも奪三振ラッシュを見せました。押尾スコアラー兼打撃投手は「腕が遅れて出てくるからタイミングが取りづらい」と分析

連日の特打&特守をこなし中。特守は志願で、課題の打撃は杉村コーチが徹底指導中。強く低い打球を打って、塁をかきまわす選手が理想です