【秋季キャンプ休日】ふれあい学校訪問! 由規投手と中村選手がバッティングや給食を楽しむ

小学6年生52名とふれ合った由規投手、中村選手
12日、秋季キャンプ休日、若手10選手が愛媛県内の4つの小学校へ『ふれあい学校訪問』を行いました。今回は由規投手、中村選手が訪れた松山市立東雲小学校に密着! 校庭で50m走やキャッチボールを楽しんだ後、一緒に給食を食べました。
市内中心部にある東雲小学校。由規投手と中村選手が校庭に登場すると、小学6年生52名が拍手で出迎えてくれました。まずは一緒にトラックを2周するランニング、そして準備運動と本格的です。中村選手が「はい、手首・足首もやろう!」と盛り上げていきます。50m走ではみんなで横一線に並んでスタート。2回目はハンデをつけましたが、由規投手は「足がおかしくなりそう」と笑顔を見せつつ息があがってしまいました。最初は上着を着ていた2選手もユニフォーム姿になるなど汗びっしょり。この後、生徒一人ひとりとキャッチボールへ。女子生徒には下から投げてあげたり、1球1球丁寧でした。ティーバッティングでは中村選手の打球が、グラウンド後方の建物に直撃して「ああーごめんなさい!」と謝罪するも生徒は大喜びです。軟式野球部でプレーする生徒の球威に苦戦する場面もありました。
その後、6年1組と2組の教室へ。給食を食べながら、生徒たちの質問に答えていきます。由規投手は「僕は小学4年から野球を始めたんだけど、無理やりやらされてやりたくなかった。でも、段々楽しくなってプロ野球選手を目指すようになった」、「失点してしまったら悔しいけど、抑えたら“よし!”とマウンドで言っている」、中村選手は「体育以外で得意だった教科…うーん……道徳です(笑)。うそうそ、社会科かな」、「僕の学校は廊下を走ってはだめだったけど走っていました」と笑いを誘って生徒の心をつかんでいきます。すると突然、校内放送で東京音頭が流れはじめて2選手ともびっくり。また、クラスでは“将来の夢”をテーマに授業が進んでおり、キャリアについての質問が目立ちました。鍼灸師を目指す生徒から「中村選手を治したいです!」と宣言され、「ぜひよろしくお願いします」と約束していました。
生徒たちと約2時間ふれあった2選手。給食を完食していた中村選手は「子どもたちから元気をもらって楽しかった。僕も小さいころにプロ野球選手になりたかったので、みんなも夢を追いかけてほしい。これからも自覚を持って夢を与えられるようにやっていきたい」とふり返ります。由規投手は「4年ぶりの松山キャンプで初心に帰れたようななつかしい気持ち。プロはすごいと思ってくれたらうれしいし、松山では試合もあるのでぜひ見に来てほしい」と、似顔絵が描かれた名前プレートを持ち帰っていました。

校庭でキャッチボールやバッティング、50m走などを行いました。中村選手は「これからも自覚を持って夢を与えられるようにやっていきたい」

由規投手は4年ぶりの秋季キャンプで「初心に帰れたような気持ち」と、給食時間に生徒の質問に真剣に答えていました