ニュース

高津新監督が就任会見!「目の前の一勝にこだわって、向かっていけるチームを作りたい」

チーム

1日(火)、球団事務所で現二軍監督 高津臣吾氏の監督就任記者会見が行われました。

高津臣吾氏は2014年から一軍投手コーチを務め、2017年から二軍監督に就任。一軍監督契約は3年です。

コメント
―――監督就任の話を聞いたときの気持ち
小川前監督が退任を発表されて、9月中頃に初めてお話を聞かせていただきました。シーズンが終わりに近づき、全ての成績が出揃う現状になってみて、やっと実感が沸いてきました。

―――どんなスワローズを築いていきたいか
僕らしく、スワローズはスワローズらしく。良い伝統を継承しつつ、明るい素晴らしいチームを作っていかなきゃいけないと思っています。それはなかなか難しいことではありますけれど、「らしく」これからもやっていきたいと思います。

―――今シーズン、防御率は12球団ワーストでした。ピッチャーに対しての改善は
この話を僕にいただいたのは、投手を再建する、または新しく作り直すということを大きな目的として声をかけていただいたと思っています。監督は総括といいますか、全てを見なければいけないとは思いますが、投手を立て直すことが、チームを立て直す第一歩だと思ってます。私と一軍投手コーチ2人、二軍投手コーチ2人の計5名で、もう一度新しく素晴らしい投手陣を作っていきたいという気持ちは凄く持っています。

―――来シーズン以降は若手、育成というのは意識していくのか
若手の育成というのは一軍、二軍関わらずどの球団も大きな課題であり、凄く重要なことだと思います。なかなか一軍で育成しながらゲームを進めていくのは難しいことだと思いますが、スワローズには素晴らしいベテランの選手がたくさんいます。若い選手といい刺激をし合ってこのチームが成り立っていると思う。先輩、ベテランの姿を見て、育成していくことは凄く大事だと思いますし、今までは二軍で育てることだけを中心にやってきましたけど、これからは、勝つことを第一に、その次に選手を育てることを重要視していきたいです。

―――今後のキーマンとなる選手は
僕じゃないですかね。選手は全員キーマンだと思います。現場の一番の責任者になりましたので、僕がしっかりしなきゃいけないなと。

―――来シーズンの目標
プロなので勝たなくてはいけない。ただ、口で言うのは簡単なことで、勝つことがどれだけ難しいかということを学んだ今シーズンだったと思います。言葉は悪いですけど、せっかくこれだけ負けたので、その負けを良い意味で来年に活かしてほしい。悔しさをぜひ来年に活かしてほしいなと。チーム一丸で目の前の一勝にこだわって、向かっていけるチームを作りたいなと思います。

―――意気込み
監督一年目でまだまだ分からないことも、足りないこともたくさんあると思います。ですが、選手を中心に僕を支えてくれるスタッフと一丸となって、繰り返しになりますが、目の前の一勝を全力で取りにいけるチームにしたいと思います。