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山部氏、河端氏が港南小学校で投げ方・打ち方指導!夏休みの思い出に!

社会貢献活動

23日、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都港区にある区立港南小学校を訪問。正しいボールの投げ方指導と、2011年に小学校教育において必修科目となった「ベースボール型」の授業として、ボールの打ち方を児童に指導しました。

港南小学校では「夏休み港南クラブ」と称し、夏休み中に様々な講座を実施しています。今回はその一環として、集まってくれた児童たちに対し投げ方・打ち方を指導しました。まず初めにキャッチの練習を実施。「両手をワニの口みたいに広げて、パクっとボールを食べるようにキャッチしてね」とコツを教えつつ、一人一球持ってボールに触れることに慣れさせていきます。ボールを上に投げている間に手を叩いたり、頭や肩をタッチするなど課題を出しながら、その中でもワニのようにキャッチすることを心掛けさせ身体に染み込ませていきます。

続いて投げ方の練習に移ります。「投げるときは、肘が高く上がっていることが重要。投げる前にボールを持っている手で頭をトントンと叩くようにすると自然に肘が上がるよ」と、アドバイス。まず一人で頭をトントンとしてから地面に向かって投げ、自らキャッチをする練習をしてから、二人一組でキャッチボールを実施。ノーバウンドでキャッチすることができたら距離を伸ばしていくというルールを設けると、どの組も距離を伸ばすべく丁寧に投げる姿が見られました。

さらに打ち方の指導の後、いよいよ「ベースボール型」ゲームを実施。児童たちは3チームに分かれて競い合いました。このゲームのポイントは、打った後バットを指定の場所に置くと1点追加されるということ。打球に夢中になるのではなく、自分が次に何をすべきか頭で整理しながら動くことが求められます。児童たちは作戦を考えたり互いに声を掛け合うなどしながら、野球とは少しルールが異なるこのゲームに積極的に取り組んでくれました。また、山部氏と河端氏はキャッチャーとしてゲームに参加し、ゲームを盛り上げました。

試合後には、「ゲームを通じて、チームワークとか作戦とか仲間への声掛けとか、周りを見て動く事が必要になってくるよね。でもゲームの時だけではなく、普段から周りを見ながら動けるようになってください」とアドバイスを送り、さらに「夏休みの日記にこの授業のこと書いてね!」と呼びかけ、捕り方・投げ方・打ち方・「ベースボール型」ゲームと、盛りだくさんとなった今回の授業を締めました。


港区港南小学校について
今年で52年目を迎える港南小学校では、5年前に建設された新校舎や広大な人工芝のグラウンドのもとで、1,000名を超える児童が学んでいます。また、「人間尊重の精神を培い、心身ともに健やかで広く世界に目を向けた、個性豊かな意欲あふれる児童の育成」を教育目標に掲げると共に、児童が主体的・協働的に学ぶアクティブ・ラーニングを取り入れることで、自己肯定感を高め合う育成にも取り組んでいます。

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