19日、球団公式マスコットのつば九郎が東京都渋谷区表参道の新潟館ネスパスを訪問。恒例となった平成26年度の新米『つば九郎米』の販売イベントに登場しました。

2012年より行っている新潟県燕市との交流事業『スワローズ・ライスファームプロジェクト』で誕生した、つば九郎をパッケージにデザインした新潟県産コシヒカリ『つば九郎米』。同市の「PR隊鳥（長）」を務めるつば九郎は、現在開催中の「うんめぇ～つばめ産 ときめき秋の陣 PART.6」に登場し、同市のPR大使を務める元プロレスラーのキラー・カンさんとともに会場を盛り上げました。

11時のイベント開始前から、外には駆けつけたつば九郎ファンの列ができていました。なんと2時間以上前から並んでいる方の姿も。イベント会場はあっという間に大勢の人で埋め尽くされました。

つば九郎が登場すると黄色い声援なども飛び交い、いよいよイベントがスタート。“昨年のつば九郎米の販売目標達成に大きく貢献した”として、鈴木力燕市長より表彰状が贈られました。また、同市のPR大使を務める元プロレスラーのキラー・カンさんも登場。昨年の同イベントで「紙相撲対決 3番勝負」で敗れたキラー・カンさんからの果たし状が読み上げられます。つば九郎は「ことわる」「あたままるめてでなおしてこい」「まけたらぼうずだ!」などと挑発し、早くも火花を散らせていました。

今年の対決は、ご存知「つば九郎米 燕むすび」と、キラー・カンさんが営むお店の「カンちゃんカレー」との販売数を競います。「カンちゃんカレー」は、1980年代から1990年代初頭にかけて活躍したミュージシャン・尾崎豊さんが生前にこよなく愛した味なのだそう。どちらもおひとつ200円というお手頃価格とあって、複数買われる方や両方を1つずつ買われる方なども多くいました。この勝敗については、鈴木市長のブログで発表されるとのことなのでぜひご確認ください!

つば九郎米の販売のお手伝いも行いました。つば九郎は「こめそうどうだ!」「まよったらかえ」と呼びかけ、次々と販売していきます。この日は450ｇ（およそ3合分）サイズの5袋セットが60個、バラが50袋、5㎏サイズが80袋用意されていましたが、見事完売! つば九郎は最後の1袋が売れると大きくガッツポーズを見せ、そのお客様にはサインだけでなくスケッチブックごとプレゼントするなど大サービスでした（笑）。他にも燕市産の野菜がたっぷり入った味噌汁なども好評で、飛ぶように売れていました。

イベントを終えたつば九郎は、「おかいあげ ありがとうございます。5キロいじょうかったひと、いい きんとれ だとおもって、がんばって もってかえってください。つうはんでも かってね。（キラー・カンさんとの販売数対決について）つばくろうまい あれだけうったから、もうそれで かちにしていいよね。まけるきがしないです。あたままるめてでなおしてこい! もうまるいけど」と上機嫌。また、会場には尾崎豊さんを知らない若い方もいたと聞き「そういうかたには みみもとで『I LOVE YOU』（尾崎さんの代表曲）をうたってあげます」と、今日からコブシ球場で始まったチームの秋季練習へと盗んだバイクで走り出していきました（尾崎豊さんのデビュー曲『15の夜』より）。

この日の模様はフォトギャラリーでもお楽しみください。