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新人合同自主トレがスタート! 真中監督は「活気もあって物怖じしていないね」と笑顔

チーム

プロ生活の第1歩を踏み出したルーキーたち

10日、戸田球場で新人合同自主トレーニングが始まり、昨秋のドラフト会議で入団した竹下真吾投手(ヤマハ)ら8選手が参加しました。

晴天ながら寒風も強い中、戸田球場で合同自主トレがスタート。集まった一・二軍首脳陣を代表して真中監督は「1月のうちにからだを作って、2月のキャンプに万全の状態で来られるようにしてください」と激励しました。午前9時30分からウォーミングアップが始まり、キャッチボール、ペッパー打撃・守備、体幹トレーニングを実施。最後は200mのシャトルランをタイム制限付きで9本こなして汗びっしょりになりました。

練習を見守った真中監督は「いよいよ始まるなという感じ。ルーキーのわりには元気も活気もあって物怖じしていなかった。昨季安定できなかった投手陣に食い込めるように、何とか一軍に残れるように頑張ってほしい」と期待を込めました。

練習を終えた新人8選手は以下のように話しています。

■竹下真吾投手(ヤマハ)
「投げる面では問題ないですが、体力面を向上していきたい。最後(のシャトルラン)きつかったです。(多くの首脳陣や報道陣)意外と周りは気にせずできました。どんどん自分のコンディションを上げて、まずはいい形でキャンプに入れるように。そして開幕は一軍にいられるように頑張ります」

■風張蓮投手(東京農業大北海道オホーツク)
「たくさんの方がいて緊張もありましたが、仲良く、その中でも真剣にやれて良かったです。(飛行機が欠航のため入寮が遅れたが)不安もあったけど、今日になってみたら飛行機が遅れた影響はないです。荷物もちゃんと届いているので支障はないです。1月中にしっかり体を作って頑張っていきたい」

■山川晃司選手(福岡工業大付属城東高)
「(唯一の高卒)みんな優しくていい先輩ばかり。プロの練習はウォーミングアップの種類が多くて、知らないこともたくさんあった。これぞプロだと感じました。疲れたけどいい気分でしたね。まだ体力がないので、これから基礎体力をつけていかないといけない。早く野球の練習もしたいです」

■寺田哲也投手(四国ILplus・香川)
「待ちに待った感じ。すごく練習ができて楽しかったです。(ランニングメニューが得意?)若い選手に負けられないので今日は意地を張ったところもあります(笑)。一番鍛えたいのは体幹。もっと体を強くしたいですね。もう27歳で最年長ですが、これからも若い選手に負けずに頑張ります」

■中元勇作投手(伯和ビクトリーズ)
「いよいよ始まったなという感じ。ノックもランニングもできて充実した練習でした。(首脳陣がたくさん見ていたが)全然緊張しなかった。気にせずやるようにしています。(ランニングが速かった)体が小さいほうなのでまあまあです。でも、体幹が弱いなと思ったのでそこを頑張りたい」

■土肥寛昌投手(Honda鈴鹿)
「ウォーミングアップが長くて、自分が緊張しているのもあって正直疲れもあります。初日なのでじっくりやろうと思ってやっていました。(今後ブルペン入りの予定は?)12月にブルペンに結構入っていたので、2月のキャンプインまでは自分でブレーキをかけてやります」

■原泉選手(第一工業大)
「いい雰囲気の中で初日を迎えられた。高い意識を持って練習できて良かったです。ボールを打ちたいけど、ノックも好きなので楽しかった。逆に走ることが苦手なのでランニングメニューがきつくて、早くこなせるようになりたい。(元気な声が目立った)声ならいくらでも出せるので、声を出して元気にやりたい」

■中島彰吾投手(福岡大)
「(左ひざ痛のため一部別メニュー)最初からみんなと一緒にやりたかったが、これからもあせらずやっていこうと思います。練習はキャッチボールとペッパーに参加しましたが、明るい気持ちを出せていたし、野球をやるときは自分の世界に入ってやれています」

新人合同自主トレは、28日(水)まで戸田球場で行います。練習は9時30分開始で、休日は13日(火)、17日(土)、21日(水)、25日(日)を予定しています。

落ち着いた雰囲気が漂う竹下投手。「意外と周りは気にせずできました。どんどん自分のコンディションを上げたい」とキャンプインを目指します

飛行機欠航のため入寮が遅れた風張投手ですが「不安もあったけど、荷物もちゃんと届いているし、今日になってみたら遅れた影響はないです」とのびのび!

高卒・山川選手は184㎝、86㎝の体格で先輩たちにも負けず。「早く野球の練習もしたい」と捕手としての実力も楽しみ!

最年長27歳の寺田投手ですが「引っ張ることは中元に任せています。僕はそういうタイプじゃないんです」と控えめな一面が

「全然緊張しなかった」という中元投手はランニングメニューで底力を発揮する一方、体幹メニューには四苦八苦

技巧派右腕・土肥投手は両打ち。「高校まで両方で打っていましたが、その後は打つ機会がなくて…」とプロでは迷い中だそう

外野手の原選手ですが「内野でノックを受けるのが好き。外野でも俊敏な動きが必要になってくるので」と意欲的です

中島投手は左ひざ痛のため一部別メニューとなりました。「最初からみんなと一緒にやりたかったが、あせらずやっていこうと思います」