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【契約更改】畠山選手は「みんなの今年の思いが来年につながれば」と頼もしい! 小川投手は鍛え直しを断言

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来季は「80打点、20本くらいは行きたい」と畠山選手

19日、畠山選手、小川投手の契約更改が行われました。

★リーグ8位となる打率.310、チームトップの得点圏打率.402だった畠山選手
---今季をふり返って
「いいスタートを切れたのが大きかった。去年はバレンティンの後ろを打って結果が出ず、精神的にも空回るところがあった。今年はレギュラーじゃないところからスタートして開き直れた。そこで最初に成績がついてきて、そのままの流れで終わることができた。チーム方針として初球からどんどん行ってくれというのもあったし、自分も何としてでも自分がいい成績をあげるんだの気持ちだった。しっかり打たせてくれる環境も大きかったと思います」
---ベテランの域へ
「チームを引っ張るとかはあまり得意じゃない。叱る性格じゃないし。自分がプレーの中で引っ張っていくのが一番良いこと。ゲームでそのときの反省をその日のうちにやって、声をかけながらやりたいです。若い選手たちも先輩たちに意見したほうがいいし、見て見ぬふりも多いので、全員で言い合う必要はあると思う」
---来年にむけて
「打率は落ちると思うし、でも、打点やホームランはもう少し増えてもいいかな。80打点、20本くらいは行きたい。とにかくセンター返しでシンプルに素直にというのは続けていきたい。勝負強くですね。先に点を取ったり投手が頑張っているときこそ、その勝ちに貢献できるように頑張りたいし、みんなの今年の思いが来年につながると思う」

★けがで約3ヶ月離脱も、9勝6敗の好成績だった小川投手
---球団からの評価など
「9勝で終わったが、10勝あったこととして最大限評価していただきました。でも、昨年よりも1試合におけるイニング数が落ちたことも言われました。下半身のスタミナをつけて長いイニングを投げられるようにしたいです。けがを含めて力がなかったので、自分を見つめ直して鍛え直したい思いが強くて、2年連続最下位のチーム状況で投手陣の失点が多くて、しっかり長いイニングを投げて引っ張っていきたいです。(リハビリで得たもの)1年目もずっと一軍にいて、ファームで野球をやってみて違うきつさもあって、やっぱり一軍で投げてナンボというか、一軍にいなきゃいけない気持ちが強くなりました」
---オフにやりたいこと
「股割りや投げる動作につながることを繰り返しやりたい。あとはクイック投球やけん制。ストレートの質を良くすることで変化球も良くなると思うので見直したいですね。けがをしたときも一塁側に倒れる癖があったので、そこを直せば球質も変わってくると思う。わき腹のこともあるので、投げる形をしっかり固めてキャンプに入っていきたいですね。今はトレーニングもキャッチボールも普通にやっています。(成瀬投手が加入)成瀬さんからも学ぶことも多いと思う。野球への姿勢だったり考え方だったり見て学びたいです」
---来季の目標
「1年1年が勝負だし、成瀬さんも入って投手陣も競争意識が高くなると思うし、その中で自分を見失うことなく磨いて、1年を通してチームに貢献できるように頑張りたい。そんなに簡単なことではないがイニング数は200をめざし、二桁勝利を目指してやりたいです。(開幕投手は)やるからには目標の一つにしたいが、大切なのはシーズンを通してけがなくやり切ること。シーズンをしっかり戦えるからだ作りをしたいです」

約3ヶ月の離脱があった中で9勝をあげた小川投手。「自分を見つめ直して鍛え直したい思いが強い」と、けがを含めて実力不足だと反省する1年だったそう