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『新入団選手発表会』を実施! ファンの前でルーキー8選手をお披露目

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スワローズの一員になった8選手と真中監督

17日、港区のヤクルトホールで『新入団選手発表会』をSwallows CREW会員250組500名様を招待して行いました。からだの大きさが目立った新入団の8選手。ドラフト1位指名の竹下投手は「スワローズの一員になってやっとユニフォームを着れてうれしい」と、プロの実感を語りました。

ステージ中央で新入団選手が一人ずつ紹介されると、衣笠球団社長と真中監督から背番号入りのユニフォームと帽子が贈呈されました。ファン、ご家族や関係者が見守る中、プロになった実感や自分の持ち味、目標などの質問に答えていきます。

風張投手は「糸井選手と対戦したい。小技も大きいものも打つ選手で総合的に能力が高い。真っ直ぐで抑えてみたい」と力強く宣言。Honda鈴鹿在籍の土肥投手は「一軍で活躍することと鈴鹿に情報を発信できるように頑張ります」と鈴鹿愛たっぷりです。また、つば九郎の隣りになってしまった原選手は「つば九郎のDVDを宣伝できてうれしいです。早く僕も出たいです」などと息の合ったトークを展開。野球以外の趣味には多くの選手が釣りをあげ、サインを書道の先生に考案してもらう選手も目立ちました。

また、発表会の冒頭で衣笠球団社長は「来季について新監督に真中満を迎え、FA選手より大引内野手、成瀬投手を獲得し補強しました。加えて8名の新人選手を指名し獲得させていただきました。この8名のほとんどが即戦力選手となります。真中新監督のもとチーム一丸で勝利にむかって戦ってくれると確信しております」と応援を呼びかけました。

同席した真中監督も「選手たちの目が輝いていて本当に楽しみ。チームが若返ってきてますし、みんなの力が加わっていいチームを作れればと思っています。また、いい補強もできました。秋のキャンプでは基本からやってきました。エラーのつかないミスが多かったので意識させてやってきたので、来春には皆さんが期待できるチームにしたいです」と話しました。

■ドラフト1位 竹下真吾投手(背番号22、ヤマハ・24歳)
「信頼されるクローザーになりたい。タイトルにこだわりはないけど、絶対的な抑えとして成功したいです。セールスポイントは力強いストレートで、球威で押していくのが持ち味です。尊敬する選手は同じ左投手の石井弘寿さん。まずは今年11月(社会人野球の全国大会)のベストパフォーマンスを出して勝負していきたい」

■ドラフト2位 風張蓮投手(背番号32、東京農業大北海道オホーツク・21歳)
「プロになった実感がわきました。持ち味はストレートで、見ていて楽しい選手になりたいです。藤川球児さんのような強打者と対戦しているのを見ていて楽しい選手ですね。(合同自主トレまでに)来年1年間けがをしない体作りを怠らないようにしたい。あとは全日本候補合宿で知り合った杉浦さんに投球術や心構えを聞いてみたいです」

■ドラフト3位 山川晃司選手(背番号55、福岡工業大付属城東高・18歳)
「やっとユニフォームを着れてうれしいです。肩の強さがアピールポイントで打率も残してベストナインを取りたい。目標の選手はすばらしい成績を残した古田さん。少しでも近づけるように頑張ります。まずは先輩たちを一人ひとり抜いていけるように。大谷投手は日本で一番速いピッチャーで想像がつかないけど対戦してみたい」

■ドラフト4位 寺田哲也投手(背番号38、四国ILplus香川・27歳)
「早くユニフォームを着て野球がしたいです。持ち味はアウトコースへのストレート。山口投手のような何年も何試合も投げられるようなチームに長く貢献したいです。この世界に入った以上はどの選手にも負けたくない。プロでは何が大切なのかをしっかり学んでいきたいです。目標は40、50試合登板です」

■ドラフト5位 中元勇作投手(背番号39、伯和ビクトリーズ・26歳)
「やってやろうという気持ち。気持ちの面で負けず、まずは一軍定着したい。セールスポイントは左右打者関係なく強気な姿勢でいられるところ。石川さんのようにチームから信頼される大黒柱になりたいです。子どものぶんもやらないといけないし自慢のパパになって、一緒にお立ち台に上がってみたいです」

■ドラフト6位 土肥寛昌投手(背番号45、Honda鈴鹿・24歳)
「うれしいけど緊張しました。自分の持ち味は、身体が丈夫なので連戦連投できることだと思います。社会人時代に先発・中継ぎ・抑えと全部やっていたので、どこでも大丈夫。任されたら全力でやります。一軍にいないとファンの方々にも名前を覚えてもらえないと思うので、一軍に上がって名前を覚えてもらいたいです」

■ドラフト7位 原泉選手(背番号65、第一工業大・22歳)
「とにかくうれしい。持ち味は長打力ですが、つまってもスタンドに運べる長打がほしい。バレンティン選手が好きで、あのくらい遠くに飛ばしてみたい。早く皆さんに見せられるように頑張りたい。大瀬良さんは大学時代に打てなかったので対戦したい。まずは一歩一歩、田舎から出てきたので普段の生活からが勉強です」

■育成ドラフト1位 中島彰吾選手(背番号111、福岡大・22歳)
「とてもうれしい。育成からのスタートなので、少しでも早く支配下に入れるように人よりも何倍も努力したい。最速150キロのスピードボールが持ち味で、もっと速いボールを投げたいし、全員から三振を取るような気持ちでやりたい。目標は小川投手。いつかライバルだと思ってもらえるように頑張りたいです」

また、新人発表の前につば九郎とスタジアムDJパトリック・ユウさんによる、新入団選手にまつわる筆談形式のクイズを実施。“中島選手の大学の先輩は誰?”というクイズ(答えは川崎選手)に、つば九郎は悩んでしまいお客様にヘルプ。“横浜の隣り”という絶妙なヒントをもらったものの“ひらつか、あたみ、つるみ”などとボケ続けていました。第二部では今シーズンの『2014神宮球場名場面集』が上映され、ニッポン放送・煙山アナウンサーと度会広報がふり返りトークを展開しました。

1位指名の竹下投手について、真中監督は「ボールが速くて1年目からばりばりやってほしいね」と期待。「みんなもっと明るくいこう」と緊張をほぐすなど和やかな会見に!

今年の“つば九郎席”は原選手でした。「つば九郎の隣りでうれしい」と、終始息のあったトークを披露。バレンティン選手が好きで「早く皆さんにホームランを見せられるように頑張りたい」