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山田選手が最多安打&ベストナイン、雄平選手がベストナイン、バレンティン選手が最高出塁率! ★NPB AWARDS 2014

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ベストナインを表彰される雄平選手、山田選手

26日、都内ホテルで『NPB AWARDS 2014』が行われ、山田選手が最多安打者賞とベストナイン、雄平選手がベストナインをそれぞれ初受賞。バレンティン選手が2年連続で最高出塁率者賞を受賞し、表彰されました。

山田選手はシーズン終盤まで菊池選手(カープ)らと最多安打を争いましたが、残り3試合のところで3安打を放つなどライバルたちを引き離します。10月6日ベイスターズ戦では、29号逆転満塁ホームランで日本人右打者最多安打記録を64年ぶりに更新! 記録を193安打まで伸ばしました。さらに、ベストナイン二塁手部門では2位に65票差をつけて初選出されています。プロ4年目の今季は、初めて開幕スタメンを勝ちとると、チームの核弾頭として143試合に出場。セ・パ交流戦では史上最年少(21歳)で首位打者に輝き、7月にはオールスターゲームに初出場。ホームランを放って敢闘賞も獲得します。翌8月は月間MVPを初受賞するなど、大きな飛躍を遂げた1年でした。打率.324はリーグ3位、29本塁打はリーグ日本人野手トップです。

雄平選手はプロ12年目で初のベストナインを獲得です。野手転向5年目の今年、前年の全治1年のけがを乗り越え、5月に月間MVPを初受賞し、オールスターゲームにも初選出されました。3・4月以外はすべての月で打率3割台をマークし、打率.316はリーグ6位、90打点はリーグ日本人野手トップです。今回の得票数143は4位に60票差をつける形となります。

さらにバレンティン選手が、2年連続の最高出塁率者賞(出塁率.419)を受賞。なお、同選手は帰国中につき表彰式を欠席しています。

★山田選手のコメント
「シーズン前までは想像していなかったので、このような賞をいただけて非常にうれしく思います。またこの賞をいただけるように応援のほどよろしくお願い致します。(式典が)こんなに緊張するとは思わなかったです。一軍タイトルを目標にやってきたので達成できてうれしい。正直うれしさよりも緊張のほうが大きかったです。首位打者や出塁率だったり、毎年何か一番になりたい。またあの壇上でしゃべりたいです」
★山田選手の今年度の成績
143試合/596打数193安打29本塁打89打点、打率.324

★雄平選手のコメント
「投手から野手に転向したときには考えてなくてびっくりしています。今回受賞できましたが、まだまだ粗削りでやることはたくさんあるので、走攻守すべてにおいてレベルアップしていきたいです。去年の今ごろはリハビリ中で、やっとバッティングを始めたくらいだった。支えてくれた周りの人たちのおかげでここにいるんだと思った。今日は目の前に王さんや長嶋さんがいて、とても緊張しました。これからも気を引き締めてやっていきたい」
★雄平選手の今年度の成績
141試合/547打数173安打23本塁打90打点、打率.316

★バレンティン選手のコメント
「1年間通してプレーできなかったのは残念だったが、そんな中でもこのタイトルを2年連続で取れたことは非常にうれしく思う。来シーズンは144試合出場して、またこのタイトルを取れるように頑張りたい」
★バレンティン選手の今年度の成績
112試合/366打数110安打31本塁打69打点、打率.301

なお、球団編成部の鳥原公二さんが日本野球機構スタッフ部門賞を受賞しています。

最多安打者賞とベストナインを受賞の山田選手。壇上では緊張してうまくしゃべれず「毎年何か一番になりたいので、またあそこでしゃべってリベンジしたい」と初々しさを見せました

雄平選手はプロ12年目で初のベストナインを獲得。去年の今ごろはリハビリ中で「支えてくれた周りの人たちのおかげでここにいるんだと思った」と受賞の喜びをかみ締めていました

球団編成部の鳥原公二さんが日本野球機構スタッフ部門賞を受賞。長年のスカウティング活動が評価されました