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山田選手、畠山選手ら5選手が「キッズ・ベースボール・フェスタ」に参加!

イベント

参加した約80名の子供たちとみんなで記念撮影!

24日、明治神宮外苑軟式球場桜球場、室内球技場で行われた野球教室イベント「キッズ・ベースボール・フェスタ」(主催:NPO法人こどもプロジェクト)に木谷投手、杉浦投手、山田選手、畠山選手、上田選手が参加。福島の少年野球チームなど約80名の子供たちとふれ合いました。

同イベントはNPO法人こどもプロジェクトが主催し今年で3回目。「福島にいて外で遊ぶ機会の少ない子どもたちが球場で思いきり走りまわれますように。東日本大震災で被災した子どもたちが、プロ野球選手とふれあって、また将来への夢や希望をふくらませますように」との願いが込められています。

きちんと整列してお行儀よく選手の登場を待つ子供たち。司会の方の紹介で1人ずつ入場してくる5選手を拍手で迎えてくれました。中でも山田選手が登場した際にはひときわ大きな歓声が上がっていました。

まずは子供たちからの質問に選手たちが答えます。「どうしたら速い球を投げられるようになりますか」の質問に「しっかりとした身体を作ることが大事なので、たくさん食べてたくさん寝ることです」(杉浦投手)、「簡単に盗塁を決めるには」という問いには「ピッチャーが足を上げる直前ぐらいにスタートを切ると良いと思います」(上田選手)と野球に関する質問がほとんど。畠山選手は「守備でトンネルしてしまった事はありますか」と聞かれて「あります。しょっちゅうじゃないですけど、やったらベンチは見ないです(笑)」と冗談を交え、場を和ませていました。

続いてラジオ体操や、5つのチームに分かれてしっぽ取りゲームやリレーで身体を温めた後は、いよいよ野球教室の始まりです。全員でキャッチボールの後、バッテリーと内外野手の2組に分かれての練習。バッテリーを木谷投手と杉浦投手が、野手を山田選手と上田選手が教えます。「きれいな真っ直ぐを投げるためには、3本の指が逆三角形になるように握る」と木谷投手はボールの握り方を説明。キャッチボールの時にもきちんと意識するようにと呼びかけます。一方、野手陣は「捕るときに、左足は真横じゃなくて半歩前に出す。出しすぎてもだめ。あとはしっかり腰を落とすこと」(山田選手)とまずは守備練習から。後に走塁練習も行いました。畠山選手はフリー。野手の方を見たり、バッテリーの方ではキャッチングのお手本を披露したり、子供たちと1打席ずつの真剣勝負をしたりしていました。

再び合流し、今度はバッティングです。「バットはヘッドの方が重いので、上から打つ意識で振ると真っ直ぐ振れる」(畠山選手)などの説明の後、時間の許す限り子供たち1人ずつ打席に入れ、アドバイスや「スイングいいねー!」など盛り上げます。打球が遠くへ飛ぶたび周りの子供たちからも歓声が沸きました。

最後に子どもたちから「今日は選手の皆さんと身体を思いっきり動かして楽しかったです。今後の練習に活かして、今後も野球を続けられるように頑張ります。本当にありがとうございました」とお礼の言葉。選手を代表して山田選手から「僕たちも楽しかったです。この中から、将来プロ野球選手になる子もいると思うので、将来プロの世界で戦えたらと思います。頑張ってください」とエールを送りました。

野手陣は「左足は半歩前に。しっかり腰を落とす」(山田選手)と守備練習から。後に走塁練習も行っています。

バッテリー組は室内練習場でピッチング練習などを行いました。畠山選手との1打席真剣勝負も!

最後はバッティング練習。子供たちの後には野手の3選手もバッティングを披露しました。

イベントの後は、時間の許す限りサインに応じるなどファンサービス!