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小川監督がファンのみなさまへ監督退任の挨拶

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退任の挨拶を行う小川監督

7日、神宮球場での今季最終戦セレモニーで、小川淳司監督がファンのみなさまへ監督退任の挨拶を行いました。

「今年1年最後までたくさんのご声援ありがとうございました。昨シーズンの最下位から、今年こそはという思いを持って戦ってきましたが、監督としての力量が足りず、期待していただいた皆さんに申し訳なく思っております。また、高いアベレージを残した選手が数多くいながら、勝利に導くことができず、選手たちにも申し訳なく思っています。今年成長した選手たちは来年以降必ず強いスワローズを作り上げて優勝へと導いてくれると思います。監督として4年……結果を出すことができませんでしたが、最後まであたたかいご声援を下さったファンの皆さん、監督代行、監督をさせていただいたフロントの方、選手、関係者の皆さんに感謝を申し上げ、最後のあいさつとさせていただきます。5年間本当にありがとうございました」

小川監督はヘッドコーチだった2010年5月に高田繁前監督の休養を受け、監督代行に就任。「メイクミルミル」と呼ばれる快進撃で、19あった借金を完済し、貯金4としてAクラスにはあと一歩届かなかったものの、チームを大幅に立て直しました。正式に監督となった2011年には最後まで優勝争いを繰り広げるなど、リーグ2位で球団初の本拠地でのクライマックスシリーズ進出を果たし、 2012年も2年連続Aクラスとなる3位となりました。2013年は故障者の影響等もあり6位という結果に。そんな中、バレンティン選手が60本塁打の日本新記録を樹立しました。巻き返しを図るべく臨んだ今シーズンは、スタメンに固定した山田選手や雄平選手らが大活躍、8月には球団新の10試合連続二桁安打をマークするなど采配が冴え渡りましたが、2年連続で6位に低迷するチーム成績の責任を取る形で、9月22日に今シーズン限りで監督退任する旨を発表していました。