Swallows Times Trial Vol.124
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   今シーズン、ここまでを振り返っていかがですか?石山 チーム的には順位も最下位で、本当に苦しい状況です。でも、今いるメンバーで勝っていかなきゃいけないですし、勝ちを見に来てくれているファンの皆さんのためにも、チーム一   丸となってやっていきたいですね。とにかく今は、一日一日、目の前の試合だけを見てやっていきます。   ここまで守護神という立ち位置を任されていますが、ご自身の中ではどのように感じますか?石山 1年間を通して活躍することがここ数年できていなかったですし、プロである以上シーズンを通して戦わなきゃいけないと思っていました。ただ、年齢も踏まえて、夏ぐらいからチームに貢献できたらと思っていた時期もありました。その中で、色んなチーム事情があってここまで投げさせてもらっているんですけど、出させていただいている以上、そんなことは言っていられないですし、今はとにかく自分の仕事を全うしようと思ってやっています。より感じるポジションだと思います。そういった場面で投げることへの重みはどのように感じていますか?石山 思いますが、最後(抑え)は本当に一球で勝ち負けが決まるポジションでもあるので、もちろん重大に感じます。ただ、僕自身7回、8回も投げていたことがあるので、そこで投げる選手や先発で投げている選手の気持ち、準備の難しさ、連投だったりを考えると、それぞれのポジションにそれぞれ良さや大変さがあると思います。抑えは苦しさや辛さをどこの場面でもあると目の前の試合だけを見て02Swallows TimesSpecial Feature InterviewSpecial Feature InterviewSpecial Feature InterviewTaichi Ishiyama球団初となる100セーブ&100ホールドを達成した石山投手。今シーズンの活躍などについて聞きました。(取材日:6月18日)投手石山 泰稚

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