2005年8月19日
2試合で3ホーマー7打点と大爆発! 「自分でもビックリ」と笑顔の小野選手!
19日の阪神戦、前日18日広島戦から負傷の古田選手に代わってスタメンマスクを被っている小野公誠選手が、前夜に続いて大活躍を演じました。
まずは1点リードの2回裏、阪神先発の下柳投手からセンターオーバーのタイムリー二塁打で追加点を叩き出します。
「(打ったのは)スライダーです。ランナーをなんとか三塁に進めようと思っていました。風に助けられました」
続く3回裏には阪神2番手のダーウィン投手からレフトスタンドへ2試合連続の2号ソロホーマー。さらに5回裏にも、再びダーウィン投手から左中間スタンドへ2打席連続の3号2ランを放ちます。
「1本目はストレート。追い込まれていたけど、なんとか喰らい付いて打てました。2本目はスライダーです。変化球を自分のポイントに呼び込んで打てました。2本とも自分のスイングができてバットの芯でしっかりとらえることができました。川島を援護できてよかったです」
8回裏もショートゴロの間に三塁走者を返し、この日は2本塁打を含む3安打5打点の大当たり。
「昨日、いい感じだったので、今日もいい感じで神宮に帰って来れて、その通りにできました。出来すぎですね。嬉しいです。自分でもビックリですよ。昨日のホームランでつかんだものがあって、自分の中で大切にしているものを思い出しました。全開というわけじゃないけど、それに近いものがあります。まだまだ満足しちゃいけないんですけどね。今まであまりチームに貢献できていなかったけど、打つ方も守る方もこれから貢献していきたい。こういう日ばっかりじゃないので、接戦になったときに力を出せるかどうかが重要だと思う。これからも、もっと打ちたいです。まだまだ僕らは勝ち続けるんで応援してください」
若松監督も「小野はすごいよ。当たればパンチ力があるからね。阪神戦の初っ端だったし、まして下柳だったしね。低目を捨ててうまく打ってた。(広島からの)移動ゲームなんだけど、打線は本当にうまく打ってくれた」と笑顔を見せていました。
◆初回、アレックス・ラミレス選手は、下柳投手からレフトスタンドへ26号先制2ランを放ちます。この17日の広島戦以来2試合ぶりの一発で01年4月4日の巨人戦での来日第1号から数えて通算150号の記念すべきホームランとなりました。
「(打ったのは)ストレート。意味のある150号ホームランを神宮のヤクルトファンの前で打ててよかった。あと1本になってしばらく打てないんじゃないかというプレッシャーもあったけど、すんなり打てたことは本当に嬉しいね」
お立ち台でのパフォーマンスも約4ヵ月ぶりに披露。そして記念のボールもスタンドでキャッチしたファンのご好意によりラミレス選手の手元に戻って来ました。
「ヒサシブリネ! 自分で思ったよりもうまくできた。記念のボールは自分の宝物だよ。100号のボールと一緒にうちに飾るよ。100号、150号は誰でも達成できる数字じゃないからね。5年間で150本というのは、毎年コンスタントに打たなきゃ難しい数字。だから150号を打てたことを誇りに思うよ。僕は日本が好きだし、野球が好きだし、試合に出ることが好きで、毎年3割、30本、100打点を目標にやってきた積み重ねだ。次の目標は150号だね」
◆この日、出場選手登録された5年目の畠山和洋選手。大量リードで迎えた7回裏、二死走者なしから代打で起用されます。阪神3番手・太陽投手が投じた144キロのストレートを叩くと、打球はレフトスタンドに向かってライナーで一直線。今季初打席は嬉しいプロ入り初ホームランの1号ソロとなりました。
「追い込まれるまでは真っ直ぐを狙ってました。この一打席に賭けようという気持ちは特別なかったけど、ファームに行きたくない気持ちはありました。去年も出場はあったんで、バッターボックスでは緊張はなかったんですが、ホームランを打ってベンチに戻ってから実感が湧いてきました」
後半戦に入ってから毎日のようにファームの全体練習前に、炎天下のグラウンドでダッシュを繰り返していた畠山選手。1日のイースタン巨人戦(東京ドーム)でも2階席に飛び込む特大のホームランを放ち、その成果を発揮。この日のホームランも「認めたくないけど、そういうこと(ダッシュの成果)にしといて下さい(笑)。ファームでの打席と同じように、ホームランは狙わず、強い当たりを打とうと思ってました。今日は大量リードの場面だったけど、これからもいいところで使ってもらえるように頑張ります」と一軍定着へ自信を新たにしていました。

