2004年8月12日
1週間前に右腕に受けた死球の影響を感じさせないピッチングを見せた川島投手!
昨夜は先制攻撃が功を奏し、5割復帰を果たしたスワローズ。今日12日の広島戦、先発マウンドにはルーキー川島亮投手を送り出しました。
前回登板の巨人戦で右腕に死球を受け途中降板。その影響が心配される川島投手ですが、「もう腫れは引いていた」と若松監督。「押すとまだ痛いけど、もう大丈夫」と気丈に語った川島投手ですが、その立ち上がり、2アウトで嶋選手にカウント1-0からインハイへの137キロをライナーでライトスタンドへ運ばれ、先制点を失います。
その裏、3点の援護で逆にリードをもらいますが、先頭の前田選手に初球、真ん中高めへの131キロ変化球をセンターバックスクリーンに放り込まれ、1点を返されます。この一発で広島高橋投手に並び、24被本塁打でリーグトップタイに並びます。
しかし3回以降は崩れることもなく、6回まで内野安打1本、四球ひとつとほぼ完璧な内容。7回からはリリーフ陣に後を託し、ベンチへ。6回打者22人に対し88球を投げ、被安打3(被本塁打2)、奪三振6、与四球1の2失点で今季8勝目(4敗)を挙げています。
「2本打たれたあと、抜けてるボールが多かったんで低めに意識して投げました。コントロールできたのが一番です。初回に1点取られたあと、3点取ってもらって、次の回抑えなきゃいけないのに1点取られた。それでもまた点を取ってくれたんで、今日は野手のみなさんに感謝です」
死球を受けた右腕は、「骨に異常はなかったし、(ローテーションを飛ばさずに)絶対いけると思った。投げてるときは気にせず、違和感もなかった」という川島投手ですが、その腕に張りを感じたということで「まだシーズンあるんで」と大事を取って降板。「最初ポン、ポンと2発打たれて、どうなるかと思ったよ」と苦笑いしたのは若松監督。「8回くらいまで行って欲しかった」と振り返ったのは伊東投手コーチ。その言葉に応えるように、「腕が完治したら、もっと長いイニングを投げたい」と言い切った川島投手。これで自身3連勝、2ケタ勝利まであとふたつに迫っていますが、「まだ全然意識してないです」とマイペースは相変わらず。堂々のピッチングで、白星を積み重ねていく右腕の活躍にさらに期待が高まります。
◆7回表、1点を返されなおも2アウト満塁のピンチで、スワローズは5番手として河端龍投手をマウンドに送ります。
1点差に追い上げられたタイトな場面でしたが、シーツ選手をカウント1-1からの142キロストレートでファーストフライに打ち取り、無失点。8回表は先頭の嶋選手をショートゴロ。ラロッカ選手にフルカウントから四球与えるものの、前田選手を141キロストレートでセカンドゴロ併殺打に打ち取り、万全のリリーフで五十嵐亮投手に繋げました。
アテネ五輪代表として石井投手が抜けた今、リリーフ陣は常にフル回転。6連戦が続く夏場の厳しい時期に一致団結してチームを盛り立てますが、「ある意味、河端は五十嵐(亮太投手)よりもしんどいかも知れない。今日は試合前に点滴を打って臨んだんだよ」と明かしたのは伊東投手コーチ。
それでも、「全然元気ですよ。仕事なんで楽しいです」と気丈に振る舞う河端投手。頼れるセットアッパーが、スワローズを支えています。
