2003年12月17日
スワローズ史上5人目のサイクルヒットをマークし、花束で祝福を受けた稲葉選手
2003シーズンも140試合の激戦を戦い抜いたスワローズ選手たち。それぞれの選手にとって今季最も思い出に残った試合を振り返ってもらいました。
「個人的なことになるけど、やっぱりその試合になるかな」と語る稲葉篤紀選手の思い出の試合は、もちろん7月1日、松本での雨中の横浜戦。
初回、第1打席で右中間を破る三塁打を放った稲葉選手は、4回表の第2打席でライトスタンドへ10号ソロホーマーを叩き込みます。さらに5回表の第3打席でライト前にヒットを弾き返すと、打者一巡して回ってきたこの回2度目の打席でライト線へ二塁打を放ち、プロ野球史上56人目、60度目のサイクルヒットを達成します。
結局この試合は6回裏途中で降雨コールドゲームとなり、「雨が降ってたから、『ノーゲームになるな!』とだけ祈ってましたよ」と笑顔で振り返った稲葉選手。「でも、同じ日に村松(福岡ダイエー・現オリックス)もやって、次の日には桧山さん(阪神)で、2日で3人もやられたからね」とサイクルヒットラッシュとなったこの2日間に苦笑い。しかしその中でも稲葉選手の記録は、史上最速の5回での達成、さらにコールドゲームでの達成も史上初と申し分ない快挙でした。