館山投手が力投、青木選手が9回にタイムリーも1点及ばず
6日、ナゴヤドームでのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ 中日ドラゴンズ第5戦、スワローズは中2日の先発・館山投手が2ランの一発に抑えるも、打線が9回に青木選手のタイムリーで1点止まり。対戦成績2勝4敗で10年ぶりの日本シリーズ出場は叶いませんでした。
ドラゴンズに日本シリーズ王手をかけられた第5戦。スワローズは4日にリリーフ登板した館山投手が、中2日で先発を任されます。館山投手は内角への変化球を有効的に巧みなピッチングを披露。1、2回と安打の走者を背負っただけで5回まで三塁を踏ませず。毎回の6奪三振で、スコアボードにゼロを並べていきます。
一方のドラゴンズの先発は中3日で吉見投手。スワローズ打線はストライクゾーンいっぱいに投げ込む投球に、4回まで無安打に抑えられます。6回、相川選手がセンター前安打、館山投手の送りバントなどで、この試合初めて走者を三塁へ。しかし、代打・福地選手はショートフライに倒れてしまいました。
均衡が破れたのは6回裏。館山投手は一死から荒木選手に初めて四球を与えると、続く井端選手に平行カウントからの5球目をレフトスタンドへ運ばれました。
あきらめないスワローズ。2番手・押本投手、3番手・松岡投手が無安打に抑えて、味方の反撃を待ちます。すると、2点を追う9回、先頭の代打・川本選手がレフトフェンス直撃の二塁打でチャンスを作ると、二死二塁から青木選手がセンターへ弾き返し1点差! なおも二死一塁ですが、畠山選手が3番手・浅尾投手にサードファウルフライに打ちとられゲームセット。ファイナルステージ通算2勝4敗で、10年ぶりの日本シリーズ出場はなりませんでした。
先発・館山投手は、5回1/3を被安打3(被本塁打1)、奪三振6、与四球1の2失点でCS1敗目。
2番手・押本投手は、1回2/3を奪三振2を含む無失点。
3番手・松岡投手は、1回を与四球1の無失点でした。
打線は5安打でした。
ヒーローインタビュー
選手コメント
■小川監督
「選手はよく頑張った。吉見は中3日でどうかと思ったが良かったです。(ドラゴンズ相手に接戦での敗戦が続き)それが力の差でしょう。埋めていくために何かをしていかないと、勝つのは難しい。1年を通して吉見にはやられっぱなしでしたし。(1年を振り返って)ここまできて勝ちきれず、これを力の差と受け止めなければいけない。悔しい思いを来年生かせるようにやっていきたい」
■6回に2ランを浴びるも中2日で先発し力投の館山投手
「気持ちの整理がつかない。そっとしておいてください」
■9回、二死二塁でセンター前タイムリーを放った青木選手
「苦しい展開でしたが、まず1点をもぎ取ろうという気持ちでした。最後まであきらめずにと自分に言い聞かせて。絶対に最後の打者にはなりたくなかった」
■1年間、チームを心技体で引っ張った宮本選手
「ボクがもっと打って入れば展開は違っていたと思う。投手が頑張っていたので何とかしなければいけなかった。経験あるボクがチームを引っ張れなかった」
■好投を続けてきた投手陣を支えた相川選手
「みんなでつなぐ野球ができなかった。こういうシーズンになって悔しい。(井端選手の場面)ホームランだけは頭になかった」
■4番打者に定着も、最後の打者になった畠山選手
「悔しさと力のなさを感じた。これを生かさないといけない」
■荒木チーフコーチ兼投手コーチ
「短期決戦を、限られたメンバーでよく頑張ってくれた。館山、村中はリリーフでも結果を出して、頭の下がる思いです。ただ、こういう戦いをしていい経験になったと思う。これが無駄にならないよう生かしていきたい」
■伊勢総合コーチ
「この5試合、最後まで打てなかった。投手は頑張ったのに。打線の責任です」